酸菜は客家料理には欠かせない食材の一つで大芥菜という野菜の葉から作った酸っぱい漬物だ。 【大芥菜は芥菜(又は芥子菜:カラシナ)の変種で高菜(タカナ)とよく似た野菜。その葉は酸菜に、根元は搾菜(ザーサイ)の原材料になる。】 酸菜の独特な酸味は乳酸発酵によるのもで、さらに熟成させると梅菜と呼ばれるようになる。梅菜は乾燥させて梅干菜という乾燥保存食にもする。
初めて酸菜(もしかしたら梅菜に近かったかもしれない)を食べたときはその酸味になじめないものがあったが、慣れてくるとお粥(具や味は無いもの)との相性は良く"昨夜の残りの豚ダシのスープと、お粥と酸菜”は土楼滞在中の記憶に残る朝食であった。 |
|
|