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土楼の間を抜けてゆく裏山への小道で、花を満開に咲かせた樹があった。
村の人に尋ねると梨の樹だと言う。
真っ白な花をまとい、石垣を崩しながら根を張るその姿は、可憐で力強い。
樹の根元には小さな祭壇があり、人々の信仰を仰いでいるその老木は、静けさの中にあって神秘的に輝いていた。どれだけの世代をここで見守ってきたのか・・・。右にある土楼は廃墟に近いが築後
数百年になるという。
『鎮守の梨に花が咲く』 <中国/永定/高北村> 46×32p 2002.7
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