人生という日常の合間に見つけた平凡な感動や、過ぎ去る時間のぼんやり思惑。 人生紀行

 
No.24 夢でみたこと(2) 2004. 2. 10

 海というキーワードで見ても、ただ「幸運の知らせ」というコメントもあれば「静かな海は、愛情に包まれた生活を送れる。荒れた海は、理性を失いかけている。」という内容もあり「○○が出る夢は××。」という簡単なモノではないようだ。「海」がどんな状態で夢に現れ、それについて自分がどんな印象や感じを抱いたのかが診断の鍵になる。また、自分の現在の状況と各キーワードの象徴するものを照らし合わせることで夢のもつ意味や指し示す方向性が見えてくるらしいのだ。
 もう一度夢の情景を詳しく思い出すと、「海」については遠くからの眺めなので波の高さはわからないが、実に爽快で穏やかになる印象を海からは得ている。
 「見知らぬ人」は男であり、同情もしているから嫌な印象は受けておらず親身になれる相手だ。「同級生」には懐かしさ、意外さ、うらやましさ(ねたみまでの感情ではない)、などの感情を抱いたと思う。
  以上の事柄と自分の現状を加味して考察すると「*私の現状にある人とのコミュニケーション不足・暖かな友情や親しみの不足を警告【〜同級生・自分の現状】しているようで、*意欲的【〜うらやむ気持ち】に*人に接したり変化を求め【〜昔の友人】れば*助言者・協力者・パートナーなどの出会い【〜見知らぬ人の話を聞く・同情する】があり、*良い方向に発展する【〜海・爽快感・穏やか】可能性大。」ということだそうです。
 ‥って、いいじゃんコレ!!にわか仕込みの自己診断だからあてにはできないけれど、本当にいい感じ。「頑張ろう。」って気にさせてくれます。
 「かなり遅い初夢だったけどいい知らせだなぁ〜。」と、またしばらく夢ごこちに浸ってみたが、いや待て。積極的に人との交流を求めることで悪い方に繋がるはずはないわけで、この夢が暗示する内容をよくよく考えてみれば、私の現状のコミュニケーション不足への警告ということになる。今のままでは駄目だと。
 夢のお告げに浮かれていた気持ちから、現実に思いを移して「なんだか情けないなぁ‥」と冷めたため息に変わるのでした。
 「久しぶりにあいつへ電話でもしてみるか‥。」(←これも夢のお告げのおかげかな?)
 
夢でみたこと おしまい
 

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